NEMは2015年3月31日からシンガポールの財団により正式運用され始めました。
通貨単位はXEM、上限発行枚数は約90億枚でこれらは全て発行済です。



ビットコインで言うところのマイニング(採掘)はありませんが
それに代わるものとしてハーベスティング(収穫)があります。



これはNEMのコミュニティ内での重要度(プルーフ・オブ・インポータンス)によって
報酬を貰える可能性が変化するところが他の仮想通貨と比べると変わっている点です。



2018年1月のコインチェック580億流出事件で
仮想通貨相場全体の暴落の引き金になったと言われていますが
価格が底を打ってからの回復は意外と早く保有者のNEM信頼度はとても高いようです。



システムがなかなか複雑であり必ずしも初心者向けとは言えないNEMですが
現実に売買が拡大していて日本の大手取引会社Zaifとも密な提携を展開していますので
特徴をかいつまんで見ていきたいと思います。










・カタパルトへの期待から日本市場で評価が高い




実はNEMの人気の主要な原因は「カタパルト」ではないかと観測しています。
カタパルトというのは空母などから軍用機が飛び立つのを補助するために
高速で引っ張って離陸しやすくする機械のことです。



仮想通貨でカタパルトという場合には、流通量を一気に増やせるように
様々な能力を劇的にパワーアップして市場に強く飛び立たせるという意味です。



具体的なNEMのカタパルトの中身について見ますと
まずトランザクション(取引の承認)能力が現在の1秒間に数件から、4000件に向上します。



ビットコインやイーサリアムで1秒間に10件程度
送金に特化しているリップルでさえ1000件程度と言われていますから
まさに飛び立つと言うにふさわしい技術革新ですね。











・金融機関のコストを90%削減できると豪語されているMijin(ミジン)



NEMの開発技術者と、日本の仮想通貨業者Zaifを運営しているテックビューロ社で
共同開発されているのがMijin(ミジン)です。



Mijin(ミジン)はNEMのプラットフォームを使って閉じられたネットワークを作り
その中で高速でコストが安くセキュリティの高い送金網などを作ろうという試みです。



すでに住信SBIネット銀行で社内テスト運用が開始されていますので
その結果が良いもので本当に90%のコスト削減につながれば
当然市場の注目はNEMにも集まることになるはずです。











・NEMの今後の需要と市場価格の将来性について




NEM財団の本体はシンガポールですが開発技術者の中に日本人が参加していますし
Zaifを運営しているテックビューロ社のCEOである
浅山隆雄氏も財団理事として参加しています。



このように日本とのつながりがとても強い仮想通貨ですので
日本人はZaifを通して色々な情報が得やすい利点というのがあります。



さらに流通しているコインの保有者の過半数も日本人だと言われていますので
相場のセンチメント(雰囲気のようなもの)は先を読みやすいでしょう。



意外なことにハッキング流出事件によるブラックイメージもほとんど感じられません。
事件が起きたのか2018年1月で、3月現在の段階で投資家はかなりNEMの購入に戻ってきています。



もちろんメカニズム的には、NEMにはハッキングされるような脆弱性はなく
大金をホットウォレットで管理していたコインチェック社に問題があったのですが
これほど早くNEMが市場で信頼を回復したのは本当に意外です。



上述したようにNEMの価格の大きな上昇要因は、カタパルトとMijin(ミジン)です。
この二つに新しい動きがあった時が買い時と考えて良さそうです。


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