仮想通貨の置き場所(ウォレット)には大きく分けて3種類あります。



ウォレットとは日本語にすれば財布という意味ですので
仮想通貨をしまっておく財布と考えて構わないでしょう。



但し、ウォレットの場所はインターネット上であったり
自分のパソコンやスマートフォンの中であったり、それ以外だったり多様です。



取扱いの簡便なものからご紹介していきますが後へ行くほどセキュリティは強いです。
要するに扱いの複雑さやコストが高くなればなるほどセキュリティが高くなります。



この辺はリアルのお金の保管と一緒で
タンス預金よりは金庫に隠した方がより安全に決まっているというイメージです。



・そもそも仮想通貨を保管するとはどういうことなのか?


細かいメカニズムはともかくとして仮想通貨を保管するというのは
数十桁の英数字の組み合わせを他人には見られないように保管する。ということで



公開鍵=銀行口座などで言うところの口座番号や会員番号にあたります。
秘密鍵=暗証番号にあたります。絶対に他人に教えてはいけない。



銀行でATMを使ってお金をおろすことをイメージしてもらえばわかりやすいのですが
この数字の組み合わせである「鍵」2つを使ってインターネット上で取引をするのが仮想通貨です。



銀行のキャッシュカードの口座番号は覚える必要がありませんし
暗証番号は4桁なので誰でも記憶しておくことができます。



しかし、数十桁の英数字の組み合わせを記憶し続けられる人というのはいませんから
この英数字の羅列暗号をどこかに保管しておこうというのが仮想通貨のウォレットなのです。







・インターネット上のアカウントに仮想通貨を置いておく(ホットウォレット)




このウォレットは細かく分けると2種類あります。
取引所や販売所のアカウントにそのまま置いておく方法と
取引所などが用意した専用のウォレットに仮想通貨を隠しておく方法です。



まず取引所の口座に仮想通貨をそのまま置いておくと
取引所のアカウントとパスワードさえあれば、どんなインターネット環境からでも
どこからでもアクセスできて取引できるので非常に便利ではあります。



次にインターネット上の専用のウォレットに仮想通貨を隠しておく場合は
取引をしている口座から一旦移す手間の分はかかりますが
やはりどこからでもアクセスできるので利便性は高いです。



但し、一番最初の方法は当然一番ハッキングもされやすいです。
取引所が万全のセキュリティ体制を敷いていれば安全ですが
最悪の場合はNEM流出事件のように一回のハッキングで一斉に被害を浴びることになります。



このようにインターネット上でアクセスが可能な物をホットウォレットと呼び
次項以下で説明するような、ネットからはアクセスできない物をコールドウォレットと呼びます。



頻繁にデイトレードなどを繰り返す投資家の方には若干手間かもしれませんが
個人的には取引に使っていない仮想通貨は
コールドウォレットに保管することがお薦めです。









・自分のパソコンやスマートフォンの中に専用のコールドウォレットを作る



自分のパソコンの中に暗号鍵などを管理するためのソフトをインストールして
取引を行う際だけはインターネットに接続します。



そしてそれ以外の場合はソフトを外部から遮断してしまうので
パソコン自体がウイルスに感染したりしない限りは安全に資産が管理できます。


ほとんどのソフトは無料で提供されていますが少し注意点があります。
ソフトによっては過去の取引データ全てダウンロードしないと使えない物もあります。



例えばビットコインで一番広く使われている「BitcoinCore」というウォレットなどは
これさえあればマイニングにも挑戦ができて非常に高性能なのですが
その代わりにビットコインの過去のブロックチェーン全てを記憶させなければなりません。



具体的にどのくらいの量かと言うと100ギガバイトを超えていますので
今お使いのパソコンにそれほどのハードディスクの余裕がない場合は
一部の性能を制限して軽量化してある「Electrum」などの
インストールしたらすぐに使えるウォレットを導入すると快適です。








・仮想通貨を保管するための専用の機器によるコールドウォレットを用意する



これは価格1万円~程度の小型のUSBフラッシュメモリのような形状のものを
必要な時だけ自分のパソコンや外部の端末に接続して使うというもので
「ハードウェアウォレット」と呼ばれ
現在のところセキュリティは最高レベルとされています。



持ち歩けばどこでも仮想通貨の取引に使えますし
バックアップを取っておけば故障も怖くありませんので
大量の仮想通貨を長期間保持する方には適したアイテムだと言えます。


他には、鍵を印刷して紙で保管しておく「ペーパーウォレット」などもありますので
利用者が各々の利用頻度や保管金額などとのバランスで選ぶと良いでしょう。





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