今ではマスコミで1日1度は報道されるようになったビットコインや仮想通貨ですが
この稿では初歩の初歩に立ち返って仮想通貨の出発点をヒモ解きたいと思います。


既に仮想通貨の売買に慣れ親しんでいる方には今更な感じかもしれませんが
意外と誤解されていることも多いので確認してみると良いかもしれません。


未だ仮想通貨未経験の方は必ず目を通しておいて欲しい情報ばかりです。


仮想通貨のメカニズムはとても多様でビットコインだけが全てではないのですが
ビットコインはブロックチェーン技術を本格的に用いて最初に作られた仮想通貨です。


ですから最初にビットコインについて基礎的なことをよく理解しておけば
他の仮想通貨を知る良い手がかりになります。



・日本人らしき人物、ナカモト氏が発表したビットコイン



ビットコインは2008年にサトシ・ナカモト氏の論文によって発表され
2009年から実際に仮想通貨として運用されてきました。


サトシ・ナカモト氏はビットコイン研究グループの一人であり実在の人物のようですが
本人は名乗り出ないために国籍や人種等も含めて今のところ全く不明です。


2010年5月にピザ2枚を1万ビットコインで取引されたのが最初の商取引と言われています。
2018年3月のレートと比べると数十万倍の価格になりました。


もちろん最古の仮想通貨であり1枚あたりも最高値をつけています。
時価総額によるシェアも全体の45%と飛び抜けて大きく
まさに仮想通貨の王であると言っていいでしょう。






・ビットコイン以外を総称してアルトコインと呼ぶことがあります



王であるビットコインに対してそれ以外の仮想通貨のことをアルトコインと呼びます。


もちろんどの仮想通貨にも固有の名称がついていますが
全ての仮想通貨の出発点であることやシェアが半分近くあることも合わせて
あえてビットコインとそれ以外を区別して呼ぶ場合にアルトコインと呼ぶわけです。

ちなみに時価総額のシェアの順位だと
2位のイーサリアムは約25%、3位のリップルは約12%ですので
ビットコインの力がいかに強力かというのが一目瞭然でしょう。




・ビットコインの一体何が革命的に優れていたのか?


そして重大なのはビットコインは価格や人気が強力であるだけでなく
取引をするための仕組みでブロックチェーン技術と言う技術革命を起こしました。


今存在しているほとんど全ての仮想通貨は
ビットコインの論文で初めて発表されたブロックチェーン技術を応用して作られています。


ブロックチェーン技術の細部については改めて単体で取り扱いますが
ここではビットコインで使われている効果についてだけ触れておきます。


ユーザー同士が一対一の取引を行う際に
銀行や小売店舗などの特定の管理者が台帳を管理するのではなく
参加者全員でネットワーク上にある台帳を使って取引の正当性を確認し合うという
一見すると無茶苦茶に手間がかかるように見える取引承認システムを
スマートで簡潔なプログラムにまとめてしまったのがビットコイン論文なのです。


ですからビットコインは単なる技術的先行者ではなく
全仮想通貨の創造主であると言って構わないでしょう。








・今後のビットコインの発展の可能性




上述したようにビットコインには歴史上二つの役目がありました。


1つ目は、初めて世界中で使われた便利な仮想通貨であるということ
2つ目は、世界中にブロックチェーン技術を広めたこと


ビットコインの論文はインターネット上で誰でも読むことができて
もちろん参考にして新しい技術を作り上げることもできます。


実際のところ、シェア2位のイーサリアムを作り上げたロシアのブテリン氏は
ビットコインの論文を数年がかりで隅から隅まで研究し尽くした上で
その研究の集大成としてイーサリアムを開発したことを明らかにしています。


実はビットコインは既に取引スピードや汎用性などの点で後発の仮想通貨に遅れを取り始めています。
現在の力は頂点にあるビットコインですが、いずれシェアは減り始めていくでしょう。


現在リアルマネーの主流である紙幣の歴史を考えてみればわかりますが
耐水性や透かし彫りなどの近代技術も年を追うごとに高度になっていくように
ビットコイン自体は市場から消えていきますが
ビットコインに初めて搭載されたブロックチェーン技術は永遠に受け継がれていきます。


もっとも、これは今年や来年にビットコイン相場が下がるとか流通量が減るとかいうことではなく
仮想通貨というものは技術品なので必ず世代交代があるという意味に取っておいて頂きたいです。


もっと直接的に言えば仮想通貨を長期保有する場合には
人気が同程度ならば歴史の古い物よりも
新技術を搭載しているぶん新しい物の方に分があるということです。


この最後の点だけは仮想通貨が他の金融商品と唯一決定的に違っているところで注意が必要です。


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